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2012 03,29 21:53 |
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「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」。原題は「 The Iron Lady」
冒頭は引退したサッチャーが1人で、食料品店で買い物をするところからスタート。このつかみが良い。何気ないシーンですが、メリル・ストリープの自然な演技に、 鉄の女といわれたサッチャーさんの晩年の姿を見せることで、往年の姿との落差を感じさせ、スクリーンの中に引き込ませてしまいます。(ちなみにサッチャーは食料品店の娘) ストーリーはサッチャーと夫のデニス(既に亡くなっている)の幻覚の会話をメインにしながら、第2次大戦中、議員への立候補と落選、結婚、初当選、入閣、首相への就任、英国病や労働党、党内との戦い、IRAのテロ、フォークランド紛争などの回想を挟みながら描かれています。また途中でサッチャーが認知症を患っていることが明かされます。 淡々とした中に、過去への回想のはさみ方が秀逸でとっても自然。これだけ現在と過去へ行ったり来たりすると物語として破綻してしまう場合もありますが、この作品では不自然さが全くありません。 もちろんメリル・ストリープの抜群の演技力によるところが大きいです。 過去に起きた社会的な事件については、当時の映像を使用しており、サッチャーの車が不満を持つ群衆に取り囲まれるシーンなど、サッチャー自身のシーンは新たに撮影されたもので、これと組み合わせて使っています。当然画質などに差は出るのてですが、これも自然。 結果的にはメリル・ストリープの演技が、アカデミー賞やニューヨーク映画批評家協会賞で評価され、他にアカデミー賞ではメイクアップ賞を受賞しましたが、監督、脚本、編集など、もっとたくさん評価されて良い映画です。 後でブルーレイも買いましたが、日本語の吹き替えの出来も良いです。 PR |
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